2011.01.07
恒例のお参り(2)
おでん屋さんで思いがけず時間が過ぎ、大急ぎで次の目的の室生寺に。一旦櫻井駅に戻り、電車で室生口駅まで行き、駅に到着した時点で、3時45分。室生寺の閉館時間は4時半だった為タクシーの運転手さんが時間に間に合うよう一生懸命スピードをあげて走ってくれました。お陰であと30分と言われながら、入館できました。随分山の中に入って行くので、確かに4時半閉館じゃなきゃとても暗くて人影もなくし~んっとしていて怖いです。駅に着いた時には雪が降り出していて、駅で赤い傘をお借りしました。運転手さんが時間ないですから、「大急ぎで受付でチケットを買って兎に角入って下さい。」と言われ、雪の道を走って入館、取り合えずセーフ。雪と古い寺とが実にマッチしていて、美しかったです。急な長い石段を息切れしながら登りきった所に古びた金堂があり、国宝の釈迦如来立像を中心に左右に2体づつの菩薩像があり、国宝の十一面観音菩薩をじっくり見たかったのですが、ちょっと距離があり、細かいところが見えなくて残念でした。幸いだったのが、両サイドに胎蔵界曼荼羅と金剛界曼荼羅が特別に拝観できました。いい寺でした。写真は娘が私たち夫婦の後姿を撮っていました。赤い借りた傘がポイント。あれから30年の姿です。
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