2008.07.18
忘れられない味
夏になりマーケットにもマンゴーの色々な種類が出てきました。宮崎の太陽のタマゴのようにチョー高級なプライスでなく、買いやすい値段のものがでてきました。今日はメキシコ産のアップルマンゴーとフィリッピン産のペリカンマンゴーを購入しました。とりわけ私には忘れられないのが、命の源と言うべきペリカンマンゴー。というのも、下の娘を妊娠した際、コロンビアに駐在していましたが、つわりがひどく食欲が全く無く、しいて何が食べたいかと思うと日本の握り寿司でした。しかしコロンビアでは生で食べれる魚は無く、諦めの境地でしたが、一つだけ救いがあったのが、プルポ(蛸)が生で売っているたので、丸ごと1匹買って、茹でて、ご飯に酢を混ぜて、酢飯にして、蛸をスライスしたもので蛸の握りにして寿司もどきとして食べたものでした。そして、何にも食べたく無くても、ペリカンマンゴーだけは、食べる事が出来ました。カレンダーを見ながら、一日一日斜め線で消していきながら、早く1ヵ月経って楽になりたいと祈る思いでした。やはりこの頃の辛く心細かった事は24年経っても忘れる事ができません。
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