隣保班の懇親会

富士宮市内、いくつかの地区があり其の中でまた小さな班に分かれているのですが、我が家の入っている班がこの3月までの班長さんと4月からの新班長さんの引継ぎ懇親会がありました。私もここに来て15年になり、皆さんとようやくお話ができるようになりましたが、来た当時はこうゆうことに参加するのが嫌いな義父の変わりに仕方なく出席していましたが、「どこの嫁っこ?」という扱いだったので、大変辛かったのですが、私も貫禄が付き怖い物なしになりました。回りが皆さん高齢になって、それどころではなくなってきたのかもしれません。今日、お隣に座られたおば様は私達の結婚式にも東京まで来てくださって、そして結婚後初めて富士宮に挨拶に来た際に隣保班の各家に挨拶して回り「ました。マルモさんのお嫁さんです」と紹介してくださって、「宜しくお願いします」と頭を下げて回ったのが31年前です。其の時は本当にいやでした。田舎ってなんていやな事をしなくてはいけないのだろうと思っていました。おば様が「あの頃は本当にういういしかったわね」と言われちゃいました。この着物姿が其の挨拶回りにいざ出陣する時のものです。この着物は私の母の着物で昭和10年頃のものです。なんだか母が娘時代に着ていたのでとても大切に思います。娘にも袖を通してもらいたいものです。親子3代着れると思うと凄く素敵なことです。そして、今日は全国、強風で大変でした。しかも黄砂がすごくて、かすんで居ました。しかし4時頃には風も止み、黄砂も飛んでいってくれて富士山が綺麗に見えました。思わず車を止めて写しました。