我が家のお宝

今、サッカーのワールドカップ予選をやっています。先日もオマーンで日本が戦っていました。日本からオマーンに行くと温度差で大変だったと思います。引き分けてました。私の好きな楢崎が好セーブしていました。中近東で戦っているのを見るたびに15年前の予選を思い出します。
私たち家族は、アラブ首長国のアブダビに駐在していました。その時に隣町のドバイ(今ではセレブの町になってしまいました)での大会があり、日本人会が総出で応援に駆けつけました。アウェーなので、日本からの応援だけではほんの一部なので、できるだけ多くの日本人がスタジアムを埋めなくてはならないのですが、やはり80%が白い服のアラブ人です。日本人学校の子供たちも大喜びで応援に行きました。選手と会えるかもという期待をもって私も前日に小さな日本の国旗を一生懸命作ってもって行きました。この日の対戦相手は覚えていませんが、カズ、ラモス、武田、・・・・のチーム。そう、「ドーハの悲劇」の2日前です。そして、あの選手たちにこの国旗を出して、サインをして貰いました。あのカズがこの国旗を見て「手作りだ!かわいいね」といってサインをしてくれました。左下がカズのサインです。この日は確か勝ったのです。私がはっきり覚えているのは、日本選手の更衣室までどさくさに紛れて入っていったら、ラモスが居たので、思わず英語で「Congratulations!」と言って握手した覚えがあります。ラモスも「Thank you」といって微笑んでくれたのです。あとで子供たちにはブーイングでした。どうしてお母さんが、あそこまで入れるの?なんて言われて羨ましがられました。こうゆう時がぜんパワーがでるのです。15年前ですから、まだ若かったのに。
大切しておきます。