2023.03.03
雛祭り
富士宮のお雛
祭りは㋃ですが、一般的には今日がひな祭り。先日片付けたと思ったのにもう、来ちゃったという思いです。1年早いです。2月に小さなひな人形は飾ってあったのですが、今年は私の実家の姉が大切に保管してくれていた私から見ると母のおばさん(大叔母)が手作りの卵の殻を使った「翁媼』をお稽古している先生に見せたいのでと言う理由で貸して貰いました。私も40年ぶり位で手元で見たので感激でした。よく細かく着物を着せてお顔を一筆書きで描いてあって、本当に気様な大叔母だったんだなと思いました。今傍にいてくれていたら作り方を習えたのにと残念に思います。タティングの先生も感激して生徒さん達に目に焼き付けておくようにと言って下さいました。考えれば100年近く経っているのではないかと思います。あの当時はボンド何て物は無かった時代、米の糊を作って貼り合わせているのではないかと思われます。勿論着物布地はアンティークになりますが大叔母は自宅に能舞台があったので自分の能の衣装の端切れを使っていたのではないかと思います。白髪は麻ではないかと。子供の頃遊びに行くと大叔母の能舞台の横に蔵の入り口が開いていて薄暗く少しひんやりとした子供でしたから何かおっかない場所の様に思っていたものでした。今日1日だけ我が家に現代雛と飾ってあげました。(ビックリしていると思います)
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